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砥石の使い方

砥石は大別すると、刃が欠けている場合に一丁欲しい荒砥石、ステンレス包丁から打刃物まで幅広く使え、ステンレス包丁の仕上げとしても良い中砥石、切れ味を長く保つため、またプロの切れ味を求める方に欠かせない仕上砥石があり、良い刃付けをするには各タイプとも最低一丁ずつは揃えて併用して研ぐことをお奨めします。

※砥石の種類と粒度は色分けを参照ください

  • 種類
  • 荒砥石刃欠け直し用(#60〜#100)刃先調整用(#150〜#240)
  • 中砥石中砥用(#320〜#800)中仕上用(#1000〜#1500)
  • 仕上砥石仕上用(#2000〜#6000)超仕上用(#8000〜#20000)
カンナ
#60〜#180刃欠け/裏出し以外は必要としない。
#600〜#15002種類はほしい。
#3000〜#8000じっくりやさしく念入りに仕上げる。
ノミ
#80〜#220角度調整に細目は必要。
#600〜#1500硬めを選んで仕上げとすることもある。
#3000〜#6000軽く砥面を傷つけず研ぐ。
ステンレス包丁
#120〜#240是非一丁ほしい。両面が便利。
#500〜#1500ここまでで仕上げとしてよい。
一般的には無くてもよい。
打刃物包丁
#60〜#180刃欠以外は必要としない。
#600〜#1500軽くじっくり研いで仕上げとしてもよい。
#3000以上軽く仕上げる。気持ちのよい切れ味に。

包丁の研ぎ方(動画)

刃物はそれぞれの用途によって形状や材質が異なり「正しい研ぎ方」というのも一つではありません、包丁研ぎなどでは砥石と刃の研ぎ角は10円玉2枚分入れた角度や十数度などとよく言われますが、これも刃厚や硬度によって微妙に変わりますので、一般のご家庭で使われる包丁の場合の目安と考えるのが無難です。これらをあくまで参考として研いで、使ってみて、自分の刃物に合った「長く良く切れる」研ぎ具合を見つけることが大切です。
動画では一般的な包丁研ぎの基本を解説しています。初めて研ぐ方は参考にして研いでみてください。そんなに難しい作業ではありません。すぐにコツがつかめると思います。

砥石のメンテナンス[修正砥石](動画)

良い刃をつけるには砥石面を常に平らに保つことが大切です。使用前・使用後に修正砥石を使って砥石をメンテナンスしておきましょう。

砥石修正プレート[タイラゲイン](動画)

通常面修正砥石は砥石の上に載せて修正砥石で表面を擦りますがタイラゲインは砥石を載せて砥石を前後に擦って表面を平らに仕上げます。 400mm×200mmと大判ですので大型の砥石にも対応しスピーディーな面修正が可能です。

キッチン シャープニングストーン(動画)

砥石と刃物は適正な角度さえ保ってこすれば自ずと刃が付くものです。この砥石は難しく思われがちな包丁研ぎの形にとらわれずに自由に研ぐという発想から生まれた砥石です。これだけでも格段に良い切れ味がよみがえるはずです。

ハンディストーン(動画)

包丁を台に載せ、砥石の付いたスティックで刃先を前後に擦って研ぎます。グリップエンド部分を床につけたまま軽くスライドするだけですので、どなたでも失敗せず安全に適切に刃が研げます。

シューティングスター(動画)

セラミックとダイヤモンドの2種類の砥石ローラーと平角砥石を併用して様々な種類の包丁を研ぐことができます。各パーツは取外して交換できます。平角砥石は砥石部を押しながらスライドして外します。

ツーウェイシャープナー(動画)

ご使用前にローラーに食器用洗剤を垂らしてからお使いください。平角砥石は本体ごとしっかり水に浸してからお使いください。

EZシャープニング(動画)

滑らかなダイヤモンド粒子のシャープナーで簡単に確実に研ぐことができます。専用台はマグネット内蔵で包丁を確実にホールド、アタッチメントを付ければぺティナイフ等の小型の刃物にも対応します。

デュアルストーンくし型(動画)

小型の刃物やハサミ研ぎなどに便利です。水研ぎでも油研ぎでも、ほんの少量を付けるだけですぐに研ぐことができます。
※改良により販売品は動画の粒度と異なっています。

彫刻刀砥石(動画)

彫刻刀の形状や大きさに合わせて、各溝や裏面を使って研ぐことができます。丸刀の溝はピッタリ合わなくても大きめの溝で少しずつ回しながらとぐのがコツです。凹凸や面を上手く使ってお研ぎください。

丸刃砥石(動画)

彫刻刀や丸のみ等のカーブした刃物全般を砥ぐことができます。内刃でも外刃でも両方対応し、刃のアールに合わせて研ぐ場所を変えながら表面と裏面を使って砥ぎと“かえり”取りを行います。

収納・砥ぎ台ケース(動画)

砥石台を兼ねた砥石収納ケースです。収納部は水槽にもなるので持ち運んで水を入れれば、どこでも砥ぐことができます。砥石のほかに雑巾などの必要な道具類を収納しておくと便利です。

スライドラック(動画)

スライドラックを使うため、市販のコンテナボックスをご購入の際はサイズにご注意ください。(詳細ページをご参照ください)コンテナボックスはそのまま道具収納箱として使えますので砥石を沢山お持ちの方には便利です。
※改良により現行品は動画の製品と異なっています。

砥止まるシート(動画)

滑りにくく周りを汚さないラバーシートです。砥石台をのせても、またそのまま砥石を載せてもお使いいただけます。